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素晴らしかったホテル (スイス旅行その10)

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 個人旅行の場合、旅行シーズンの7月に人気のホテルを押さえるのは大変。今回も、ネットとメールのフル活用で、昨年10月頃から押さえにかかり、12月には、ほぼ予約完了。その後、次女の仕事の関係上(休暇取得)の都合で一部予約の日程変更が生じたが、どうにかクリア。
 次女と家内が厳選してくれたホテルは、快適。選定には現地旅行経験者のブログ情報が、大いに役立ちました。
 エンガディン地方(サンモリッツ周辺)では、ホテルマイサー(グアルダ)に2泊、ホテルドナッツ(サメダン)に3泊。周辺の観光とハイキングに最適の場所。
 ツェルマット周辺では、マッターホルン直下のホテル・シュワルツゼーに1泊。ちょっと贅沢をして五ツ星「リッフエルアルプリゾート」に2泊。
 いずれのホテルも、立地・設備・サービスともに充実しており、観光王国スイスを実感。

鉄道の旅 Part.3 (スイス旅行その9)

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 スイス国鉄(SBB)のサービスの一つに、「ライゼケベック」(荷物託送サービス)がある。荷物を鉄道の駅から駅へ送るシステムだ。
 通常は、48時間必要である。2日先以降の宿泊場所に大きな荷物を送っておき、その間の2~3日分の荷物は背負って移動する方法。
 別に、「ファーストバゲージ」という、当日朝までに手続きすると、当日夕刻着の取り扱いサービスもあるが、料金は倍額、取り扱いは特定の駅間に限定される。
 サメダンからツェルマットに移動するときに、「ライゼケベック」を利用してみた。重いスーツケースを持って列車を乗換えることや、移動途中にハイキング(アンデルマット・悪魔の橋見学)を挟むと一時預かりの手間がかかることからは解放された。
 反面、その期間、3日分の必要荷物をリュックに詰めてハイキングをするのも、なかなかの重労働であった。予約確認書やスケジュール関係書類、着替え、雨具、デジカメ・スマホの充電器や予備バッテリー類等々、相当の荷物が増えて、嵩・重量ともに大変。この方法も一長・一短あると思う。

高山登山 (7月27日)

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 今年第2回目のOB登山同好会例会として、本日、高山登山(1053m、鳥取市河原町)を実施。参加者は10名でした。
 今朝、ネットで確認した天気予報では、晴れ・ときどき曇りで、降水確率10%。安心して出かけたのですが、登山口の駐車地点で雨となり、頂上までの間、しっかり降り続いてしまった。
 山頂に到着時は、雨と霧で視界が悪くて周りの景色は見えず、昼食は下山してからにしようかなどと思案していたところ、雨が上がり、無事に昼食を終えることができた。
 束の間、霧が薄れて遠くに鷲峰山の姿を見ることもできて、11:30過ぎには下山を開始。12:20頃、駐車地点に到着し解散。
 今回は、天気予報が完全に外れて残念だったが、秋には三朝町の若杉山(予定)を目指したい。
 

鉄道の旅 Part.2 (スイス旅行その8)

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 スイスの列車を利用して、面白いことがいろいろあった。
 ① ほとんどの駅には改札がなく、フリー乗車である。そのかわり、車内で検札がまめに回ってくる。
 ② 客室出口ドアの横に「Stops on request」と表示された黄色のボタンがある。利用方法は、日本のワンマンバスで停まってほしい時に意思表示をするのと同じ仕組みだ。下車したいときに押しもらすと、列車は通過してしまうので、神経を使った。
 ③ 乗降時に、車両のドアは、内・外とも自分でボタンを押して開ける。ドアの前で待っていても自動的には開かない。
 乗降時、乗車口の段差に加えて、車両とホーム間のすきまが大きいことがあり、重いスーツケースを抱えての乗り降りは、かなり大変。
 ④ 一定期日、列車(1等車)・バス・ロープウェーなどを乗り放題できるなど、いろいろな種類の「乗車パス」がある。上手に利用すると、都度購入するよりは随分お得で、手間も省ける。

鉄道の旅Part.1 (スイス旅行その7)

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 スイスは鉄道の王国。全国に鉄道網が張り巡されており、移動は凄く便利だ。1km歩けば、何らかの乗り物にたどり着けるとさえ言われる。前回のユングフラウヨッホ(3454m)や今回行ったゴルナーグラート(3089m)のような高い所へさえも、列車で行ける。
 このたびの旅行では、景色を楽しむため、氷河特急やベルニナ特急に乗らず、同じルートを敢えて急行・普通列車で移動した。著名な特急のパノラマカーは、陽射しで暑いとともに、窓が開かないため、写真が撮りにくい(光の反射の写り込み)と聞いたからである。 事前情報のとおり、急行・普通列車は窓の上半分が開くし、車両は1等車なので、快適であり、所要時間も大差はなかった。
 出発前の旅行計画作成時に必要な列車情報は、SBB(スイス国鉄)のホームページが大変な手助けになった。詳細な時刻表はもちろん、乗換え時の到着・発車ホームの番号、各駅ごとのサービス内容(ロッカーの有無など)等々、申し分なかった。ドイツ語は皆目わからない不安の中で、心強い支えであった。

ゴルナーグラートからの景色 (スイス旅行その6)

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 ツェルマットでの2泊目・3泊目の宿は、五ツ星のリッフェルアルプ・リゾート(2222m)。素晴らしいホテルだった。
 ここからゴルナーグラート登山鉄道に乗って、終点のゴルナーグラートへ。列車が3089mの高さへぐんぐん登っていく様子は、周りの景色とともに心強く気持ちよいものだった。
 ゴルナーグラートの展望台では、モンテローザと氷河が間近に迫るとともに、マッターホルンの遠景と合わせて、前日のマッターホルン・グレッシャー・パラダイスとは一味違った美しい景色に出合った。

マッターホルン・グレッシャー・パラダイス (スイス旅行その5)

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 シュワルツゼーから高速ロープウェーを乗り継ぎ、1300mの高度差をわずか20分弱で終点のクライン・マッターホルンに到着。ここに、今回の旅行の最高地点であるマッターホルン・グレッシャー・パラダイス展望台(3883m)がある。富士山よりも高所である。
 到着時、足元が少し揺れたような気がしたので、大事をとって高山病予防の食べる酸素を口に含んだ。晴天なので、サングラスの装着は必需。
 屋外の展望台に登ると、視界360度の銀世界が広がる。スイスアルプスの絶景だ。スキー客が出発して行く。この高さから急斜面を滑るのか。驚きだ。
 遥か先の新雪の斜面には、登山のパーティーが数組、豆粒のように小さく見えた。初めての景色に、ただただ感嘆。

    * 写真の上でクリックすると、画像が拡大します。

シュワルツゼー(ツェルマット)の景色 (スイス旅行その4)

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 前日夕方、サメダンからの大移動を終えてツェルマットに到着後、高速ケーブルで一気に1000m近く登った所に、ホテル・シュワルツゼーがあった。標高2583m、あこがれのマッターホルンの直下である。
 シュワルツゼーのケーブル駅到着時は、小雨となり濃い霧が立ち込めて全く視界が利かず、徒歩で、ほんの3~4分の距離のホテルにたどり着いたときは、ほっとした。
 天気予報のとおり、翌朝は快晴。早朝5時前から、寒さをものともせず、夜明けのマッターホルンの姿をかぶりつきの席(ホテル2Fテラス)で堪能した。今回の旅行のクライマックスは、最高の演出で迎えてもらったようだ。山の神に感謝。

悪魔の橋 (スイス旅行その3)

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 旅行日程の中盤に、サメダン(エンガディン地方)からツェルマットへの長距離移動があった。列車を3回も乗換え、列車移動時間だけで延8時間以上を要し、しかも、ツェルマット到着後、マッターホルン直下にあるホテル(シュワルツゼー)行きのロープウェーは、16:00発が最終便。これに乗り遅れたら、路頭に迷う。
 この列車移動の中間地点あたりのアンデルマットで途中下車し、ハイキングで、世界遺産「悪魔の橋」を見ようという計画。したがって、サメダンを早朝4:59発の列車に乗るという、非常にタイトで厳しい日程である。悪魔の橋見学には、それだけの思い入れがあった。
 「悪魔の橋」伝説とは、麓のウーリの住人たちが、悪魔に「峡谷に橋を3日間で架けるから、最初に渡った人の魂をもらう」と約束させられた。橋ができあがったので、困り切った住人は、人間の代わりに山羊を渡らせた。約束違反に怒った悪魔が、大きな岩を橋に叩きつけようとしたが、一人の老婆が岩に向かって十字を切ると、悪魔は急に力を失って姿を消したというもの。
 

エンガディン地方の景色Part.2 (スイス旅行その2)

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サンモリッツ周辺の景色も印象深い。
 ①サンモリッツ郊外の村シルスマリアからフェックス谷まで、約1時間の馬車の旅。相当な登り坂を周りの景色を眺めながら夢のような気分。
 ②フェックス谷からシルスマリアへの復路は、ハイキング。広大なお花畑の中を歩けば、これぞハイジの世界だ。
 ③シルスマリアからバスを2度乗り継いで、イタリア国境に近い奥地ソーリオの村へ。途中の急坂・Uターンカーブの連続には、肝を冷やした。セガンティーニの名画ゆかりの地といわれる。よくぞここまで来たもんだ。
 ④サンモリッツは、湖のほとりのきれいな街だった。