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マインツでシャガールのステンドグラス (ドイツ旅行その9)

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 ニュルンベルグからフランクフルトまでICE(新幹線)に乗り、その後はSB(一般鉄道)を利用してマインツへ到着。
 マインツは、ライン川・マイン川の合流点にあって水運に恵まれ、ローマ時代に起源を持つ古くから栄えた商工業都市。サッカー日本代表メンバーの岡崎選手の、所属チームがある街でおなじみだ。
 活版印刷の発明者ヨハネス・グーテンベルクの出身地としても有名で、グーテンベルク博物館があり見学した。
 キルシュガルテンは、中世の建築様式による木骨組みの家のショップやカフェが軒を連ね、とても綺麗な景観が楽しめた。
 マインツを訪れた最大の目的は、ザンクト・シュテファン教会。1978~1985年にかけて、シャガールが教会のステンドグラスを制作し、彼の晩年の作品の一つとして有名であるとのこと。
 ステンドグラスは決して華美ではなく、シャガール独特のブルーの光が、さわやか・神秘的であり、心落ち着く気がした。

古城がそびえるニュルンベルグ (ドイツ旅行その8)

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 ニュルンベルグは、全長5kmの城壁に囲まれた神聖ローマ帝国の城塞都市。旧市街の街並みは、今なお中世のままの姿をとどめているバイエルン州第2の都市ということである。第二次世界大戦後、ナチス戦犯に対する「ニュルンベルグ裁判」が開かれた歴史を持つ。
 1000年前に築城されたカイザーブルク城やローレンツ教会・聖母教会、そして「おもちゃ博物館」などを見てまわり、休憩時には、この街の名物「ブラートヴルスト」(香ばしい焼ソーセージ)を肴にピルスナービールも味見した。
 ニュルンベルグのクリスマス市はドイツで最も有名と言われているとおり、伝統と郷土色豊かな魅力あるものでした。

素晴らしい街 ローテンブルク (ドイツ旅行その7)

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 ロマンティック街道のハイライトといわれるローテンブルク。城壁の中に中世の街並みが残る素敵な街だ。
 小さな街だが、綺麗な街並みに加え、城壁巡りや「中世犯罪博物館」など見どころも多く、食べ物も旨い。ネットのブログで知った、街はずれの評判の居酒屋での夕食は、期待通りだった。
 宿泊したホテルは、部屋のつくり・インテリアともに素晴らしいうえに、人気のマダムの心遣いはさすがであり、1泊だけではもったいないと思った。
 この街を救ったヌッシュ元市長の、現在も市民に愛されているマイスタートルンク伝説がある。三十年戦争の時、陥落したローテンブルクの市庁舎に乗りこんできた敵のティリー将軍が、宴席で「特大ジョキ(3.25ℓ)のワインを一気に飲み干す者がいたら、市参事の首切り刑と街を焼き払うのを取りやめる」と言い出した。受けて立ったヌッシュ市長が一気に飲み干し、参事の命と街を救ったというもの。その後3日間昏睡状態だったそうだ。
 

ノイシュヴァンシュタイン城 & ヴィース教会 (ドイツ旅行その6)

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 ロマンティック街道の南端にそびえ立つ憧れのノイシュヴァンシュタイン城。オーストリアとの国境に近いこの地へ、アウクスブルクから日帰りしました。
 バイエルン王ルートヴィヒ2世が、「物語に登場するような美しい城」を夢見て、莫大な国費をつぎ込み造り始めたが、完成を見ることなく謎の死を遂げたとされる。東京ディズニーランドの城のモデルになったと聞きます。
 鉄道駅・フュッセンからタクシーで山麓まで行き、馬車に乗って城へと予定していたが、馬車乗り場は大変な行列。
 やむなく歩いて雪道を登ることに。この日のために防寒用のブーツを新調・着用してきたのが役立った。
 噂どおりの白亜の美しい城を見学後、麓まで歩いて下り、予約しておいたタクシーで、少し離れた場所の牧草地の丘の上にポツンと建つ「ヴィース教会」を訪ねた。
 地元の農夫が持っていたキリスト像が、突然涙を流し始めたという奇跡をもとに、訪れる巡礼者のために建てられた教会とのことである。教会のフレスコ天井画は、見事なものであった。

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アウクスブルク (ドイツ旅行その5)

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 アウクスブルクには2泊。昼間の1日はフュッセン方面へ出かけたので、アウクスブルク市街の散策は、昼間は1日、夜は2日の行動であった。
 この街では、市庁舎4Fの黄金の間の絢爛豪華さにびっくり。中世から近世にかけて、商業都市としての繁栄ぶりがうかがえる。
 市庁舎前広場のクリスマスマーケットは、大盛況。特に、市庁舎建物を利用して行われる「天使のパフォーマンス」は、ものすごい人出であった。
 土・日の夜18時から10分間、広場の照明が一斉に消され、市庁舎の2Fと3Fから広場の観衆に向かって、パフォーマンスが行われる。とても華やかであった。旅行日程をわざわざ土・日曜にセットした甲斐があり、2回も見ることができた。

ダッハウ強制収容所 (ドイツ旅行その4)

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 アウクスブルクへの移動途上、ミュンヘンの北西約15kmのところにあるダッハウ強制収容所跡を訪ねた。
 ドイツ初の強制収容所であり、後に創設された多くの強制収容所のモデルになったといわれる。
 ドイツでは、かってのナチスドイツの蛮行に目をそむけずに、歴史の事実を見つめるため、各地の収容所を残しているそうである。
 人種・思想などに対する偏見・差別の怖さ、戦争の残酷さが、重く伝わってきた。ドイツを旅行する場合、避けてはならない地と思い、回り道をしたのだが、行ってよかったと思う。

旅の初日は、ドレスデン (ドイツ旅行その3)

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 ドイツ旅行初日は、鳥取空港を夕方出発。羽田空港・深夜発便~フランクフルト経由~ドレスデン空港へ早朝到着。短時間のように錯覚するが、時差の関係であり、自宅を出てから約22時間かかっている。 いつものことながら体力的には、とてもハードだ。スーツケースは、鳥取空港からスルーされるので、途中の受け渡しが必要なく、とても便利。
 ドレスデン市街散策で、一番印象に残ったのは王宮の外壁画「君主の行列」。長さ102m、高さ8m、25,000枚のマイセン磁器タイルを使用して1907年に制作されたとのこと。その荘厳さに圧倒された。
 目的のクリスマスマーケットは、昼間は王宮の中庭の中世をテーマにしたマーケット。夜は、アルトマルクト広場のマーケットを訪ねた。華やかで大変な人ごみの中を、暖かいグリューワインと出店のいろいろな食べ物を物色して楽しんだ。
 予約して行った夜の「聖十字架教会の少年合唱団・クリスマスコンサート」は、疲れから眠気がさして困った。

ドイツの各都市は大賑わい (ドイツ旅行その2)

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 アドベント(待降節)と呼ばれるクリスマス前の4週間、ドイツ各地の街中で開催されるクリスマスマーケット(クリスマス市)。中世から続く伝統行事として名高く、ヨーロッパはもとより、世界中から観光客が訪れるとのこと。
 厳寒の季節なのでしっかりと身支度をして、8日間かけてドイツ南半分の著名なマーケットを巡ってきた。一部分、航空便を利用したほかは、ほとんどが列車で移動したので、広いドイツを実感した。
 ICEと呼ばれる日本の新幹線にあたる列車の乗り心地は、振動・騒音とも感じられず素晴らしかった。その他の列車も広くて綺麗なので快適。予備知識のとおり、運行時刻の少々遅れは時々あったが、乗り継ぎ駅では、次の列車が発車せずに待っていてくれるのは有難かった。(その時は、ホーム間をスーツケースを必死に押して走りました。)
 ドイツ鉄道(DB)全線1等車乗り放題のジャーマンレイルパス、市内のトラム・バス・美術館などに利用できるドレスデンシティカードなどの活用で、事前学習により、お得に労せず動けたことは、過去の経験のたまものでしょう。

2014年のお正月 (1月1日)

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 年末近くに降った雪もほぼ融けて、好天の元旦の朝となった。今年のおせちは豪華版だ。大晦日の昨日、次女がわざわざ神戸へ出かけて、事前予約してあったお気に入りの某中華料理店のおせちを持ち帰ってくれた。里帰り中の長女と孫娘を加えて、賑やかにいただきながら晦日から元旦を迎えた。
 元旦恒例のニューイヤー駅伝は、アンカー出岐選手の、手に汗にぎる熾烈なラストスパートの頑張りもあり、中国電力チームが今年も5位入賞。当チームが、過去から外国人選手の助っ人無しに、素晴らしい伝統を築き続けてきていることは、誇らしい。
 退職して久しくなったので、当然のことながら選手層が変わっており、以前、職場で顔を合わせていた懐かしい選手の方の姿が見えないのは、時の流れを感じ、少し寂しい気もする。

しっかり積りました (12月29日)

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 29日朝、昨夜、雪が降り続いていたので一応覚悟はしていたが、目覚めてびっくり。外は大雪に埋まっている。40cm位はありそうだ。
 早朝、除雪車が一掻きしてくれていたので、道路は、どうにか一車線空いている。降雪は一段落し、青空が見えているが、車を動かすための雪かきが大変だ。新雪の景色は美しいが、除雪作業を考えると恨めしい。