記事一覧

労力の結晶・旅行計画 (スイス旅行その11) (H30.7)

ファイル 600-1.jpgファイル 600-2.jpgファイル 600-3.jpg

 平成18年から続けてきたヨーロッパ個人旅行。次女のリードにより、私たち夫婦も半年間、旅行本とネットからの情報収集に没頭。毎年のことながら、ものすごい労力をかけて詳細な旅行計画が完成する。インターネットは、先達旅行者のブログなどで、たくさんの情報を教えてくれて助かっている。また、今やスマホは、旅行時のとても心強いパートナーである。
 当然のことながら、ゼロから計画に入る。前年の暮れまでに、目的の国・都市などの概要をイメージし、正月明け頃には航空便とホテルをネットやメールなどで押さえる。(後日、予定変更を生じることもある。) その後は、計画の進行に伴って、列車やレストランなどを順次、予約していく。
 なぜか、私たちはヨーロッパの都市の古い街並みとアルプスの山々の美しさに惹かれているようだ。個人旅行は、見たいところに時間配分をとることができる反面、トラブル発生時は自力で対処しなければならないリスクを伴う。今まで、いろいろな体験もした。
 今年も無事に帰ってこられたが、これから、旅行で撮った3200枚の写真を整理・編集して、ホームページのスライドショーを作成する大作業が残っている。暑さボケに負けず、頑張らねばと思う。

トゥーンの街 (スイス旅行その10) (H30.7)

ファイル 599-1.jpgファイル 599-2.jpgファイル 599-3.jpgファイル 599-4.jpg

 スイス旅行最終日の朝、ミューレンを発ってチューリッヒ空港へ向かう途上、今回旅行したベルナー・オーバーラント地方のゲートシティといわれるトゥーンへ立ち寄った。
 2日前、トゥーン駅に隣接する船着き場から遊覧船に乗って、インターラーケンまでのトゥーン湖の船旅を楽しんだが、街歩きはしていなかった。
 10時過ぎから13時半頃までの限られた時間であったが、屋根のある水門橋やトゥーン城、そしてオーベレ・ハウプト通りでは歩道が2階にあるという珍しい構造の商店街など、古都の城下町の景色を楽しんだ。

     * 写真の上でクリックすると、画像が拡大します。

シーニゲ・プラッテ (スイス旅行その9) (H30.7)

ファイル 598-1.jpgファイル 598-2.jpgファイル 598-3.jpgファイル 598-4.jpg

 アイガー・メンヒ・ユングフラウの三名山を正面に臨めることで人気のシーニゲ・プラッテ。
 麓のヴィルダースヴィル駅(標高584m)からレトロな登山電車で50分かけてシーニゲ・プラッテ駅(標高1987m)に到着。標高差1400m、最大勾配250パーミルというから、すごい。
 シーニゲ・プラッテ駅からウォークスタート。途中、つづら折りの急坂を登り切った尾根のDaubeという絶景ポイントで小休憩。素晴らしい景色だ。尾根道をオーベルベルクホルンという岩山へ向かい、その岩山の麓からシーニゲ・プラッテ駅方向へ下るルートをとる。1時間30分と表示されているコースを2時間かけてゆっくり楽しんで歩いた。
 眼下には、インターラーケンの街やトゥーン湖・プリエンツ湖があり、足元周辺の斜面には、お花畑が広がっている。印象に残る美しい景色でした。

バッハアルプゼー (スイス旅行その8) (H30.7)

ファイル 597-1.jpgファイル 597-2.jpgファイル 597-3.jpgファイル 597-4.jpg

 フィルストからバッハアルプゼーへのトレッキングは往復6.4km。緩やかな登り下りの傾斜はあるものの、比較的平坦な道だった。
 遠景には、アイガーを中心に雪のアルプスの尾根が続いており、きれいだ。行き違うハイカーの数も多い。
 バッハアルプゼーにもう少しという地点で、道から20m位外れた山の斜面を、何かを探しているようなカップルがいた。もしやと私たちも、ずっと先の斜面の岩のガレ場に目を凝らすと、イタチのような感じの小動物が、チョロッと走っては岩陰に隠れるのが見えた。マーモットだ。頑張って待っていると、ガレ場のあちこちで散見できる。カメラのズームで追うがうまくいかず、ようやく1枚撮れた。
 目的地バッハアルプゼーには、かわいい小さな二つの湖が並んでいた。アルプスの山々や氷河を映し出す鏡のような湖であることから、「アルプスの宝石」と呼ばれるそうだ。

フィルスト (スイス旅行その7) (H30.7)

ファイル 596-1.jpgファイル 596-2.jpgファイル 596-3.jpg

 グリンデルワルト(標高1955m)からゴンドラでフィルスト(2167m)まで25分で到着。ここがバッハアルプゼーやグロッセ・シャイデックなどへのトレッキングスタート地点となる。
 フィルスト展望台のクリフウォークと名付けられた断崖に設置された吊り橋と遊歩道は、スリル満点。アイガーほかの山々の眺望も抜群だ。
 また、数分毎に、遠雷のような轟音がするので目をこらすと、遥か彼方のクライン・ヴェルホルン山頂付近の雪(氷)が、太陽に溶かされては滝となって絶壁を落下する音だった。すごい迫力だ。

アイガー・グレッチャー (スイス旅行その6) (H30.7)

ファイル 595-1.jpgファイル 595-2.jpgファイル 595-3.jpgファイル 595-4.jpg

 メンリッヒェンから歩いてクライネ・シャイデックに到着後、登山電車に乗ってアイガー・グレッチャー駅で下車。
 アイガー・グレッチャー駅舎の裏手は、レストランになっており、テラス席からは大氷河が目前に見える。懐かしいこの席で、12年前の当地への旅行時のことを語り合いながら、遅めの昼食を摂った。
 アイガー・グレッチャーからクライネ・シャイデックまでの2.5kmのトレッキングルートは、前回、経験済みではあるが、お花畑の印象が忘れられず、わざわざ計画に入れたものだ。
 晴天に恵まれ、期待通りの景色が楽しめたウォークとなった。

メンリッヒェン (スイス旅行その5) (H30.7)

ファイル 594-1.jpgファイル 594-2.jpgファイル 594-3.jpgファイル 594-4.jpg

 今回の旅行で歩いた8回のトレツキングのうちの主な景色について、順次、記してみたい。
 まずは、メンリッヒェンから。グリンデルワルトのホテルから村内バスでグルント(標高944m)へ行き、ここからヨーロッパ最長といわれるゴンドラリフトで30分かけて一気にメンリッヒェン・リフト駅(標高2228m)へ到着。
 メンリッヒェンのリフト駅から山頂(標高2342m)まで徒歩で往復した後、トレッキングスタート。クライネ・シャイデックまでの山道5.3kmを、アイガーを正面に見ながら下った。

鳥取砂丘コナン空港 (H30.8.10)

ファイル 593-1.jpgファイル 593-2.jpg

 鳥取砂丘コナン空港が改装オープンされたとのニュースを知り、覗いてみた。
 空港ターミナルビルの中は、すっかり広くきれいになっており、飲食や土産物などの店が増えていて、搭乗しなくても、普段、お茶や食事などの利用に立ち寄っても面白そう。他所からのお客さんにも喜んでもらえると思えた。

浜坂・以命亭 (H30.8.8)

ファイル 592-1.jpgファイル 592-2.jpgファイル 592-3.jpg

 今日のお昼は兵庫県新温泉町浜坂「渡辺水産」のランチを思いつき、山陰道~浦富・東浜経由で、浜坂へ出かけた。
 水産会社お手のものの魚料理に舌鼓を打った後、浜坂の街を散策してみた。歩いてみるといろいろ結構な風情があり楽しい。
 まず、加藤文太郎記念登山の案内を目にしたので、どんな人かと記念図書館に行き調べると、新田次郎著「孤高の人」のモデルになった、大正から昭和初期にかけて活躍した登山家で、この浜坂の出身であった。
 「以命亭」という記念館に入ってみた。森家・七釜屋屋敷を改修して浜坂の先人達が紹介されている。森家は約300年、十代にわたり各方面に優れた人を輩出しておられるとのこと。
 岩美町出身の沢田廉三氏(初代国連大使)の父は、森家7代目の弟さんであり、廉三氏の次男は歌手・安田祥子さん(由紀さおりさんの姉)と結婚されていた。加えて、皆生温泉誕生の功労者・有本翁は、森家出身であるなど、鳥取県とのゆかりに驚いた。

朝のアイガー (スイス旅行その4) (H30.7)

ファイル 591-1.jpgファイル 591-2.jpg

 スイスの宿泊地は、グリンデルワルト(4泊)とミューレン(3泊)の2か所。
 いずれのホテルも、部屋のテラスから眼前にアイガーの姿があり、異なった角度からの景色が楽しめた。
 毎朝早起きして薄暗いうちからテラスの椅子に座り、徐々に周りが明るくなってきて、朝日がゆっくりと山頂から麓へ向かって射していく様子を飽きずに眺めた静かな時間は、至福のときでした。

     * 写真の上でクリックすると、画像が拡大します。