アドベント(待降節)と呼ばれるクリスマス前の4週間、ドイツ各地の街中で開催されるクリスマスマーケット(クリスマス市)。中世から続く伝統行事として名高く、ヨーロッパはもとより、世界中から観光客が訪れるとのこと。
厳寒の季節なのでしっかりと身支度をして、8日間かけてドイツ南半分の著名なマーケットを巡ってきた。一部分、航空便を利用したほかは、ほとんどが列車で移動したので、広いドイツを実感した。
ICEと呼ばれる日本の新幹線にあたる列車の乗り心地は、振動・騒音とも感じられず素晴らしかった。その他の列車も広くて綺麗なので快適。予備知識のとおり、運行時刻の少々遅れは時々あったが、乗り継ぎ駅では、次の列車が発車せずに待っていてくれるのは有難かった。(その時は、ホーム間をスーツケースを必死に押して走りました。)
ドイツ鉄道(DB)全線1等車乗り放題のジャーマンレイルパス、市内のトラム・バス・美術館などに利用できるドレスデンシティカードなどの活用で、事前学習により、お得に労せず動けたことは、過去の経験のたまものでしょう。