旅行2日目、黒部峡谷鉄道・宇奈月駅から欅平駅まで、1時間15分のトロッコ電車の旅。早朝7:57発であるが、ほぼ満席だった。
道中の峡谷の崖べりの線路や鉄橋、岩山をくり抜いたトンネルなど、周りの深山の景色とともに、くろよん発電所の建設に従事された方々のご苦労に頭が下がる思いがした。
屋根はあるが窓ガラスのない吹きさらしのトロッコは、覚悟した通りの寒さであったが、これも愛嬌、写真は撮りやすく、面白い体験でした。
欅平で、復路のトロッコ電車発車までの自由時間は90分。案内書には名勝・猿飛峡までの所要時間は片道30分とある。急ぎ足で頑張って往復40分で行ってきたので、添乗員さんもびっくりしていた。
峡谷の眺めも良かったが、それ以上に、電源開発に取り組まれた関電の方々の力強い足跡を感じた旅であったと思う。