8月24日から開催されていたパラリンピックが閉幕した。選手の皆さんの身体の障害を克服しての素晴らしい活躍に感嘆し、胸が熱くなる思いがした。
日本選手団のメダル獲得数51個は、歴代2番目の戦績とのことであり、大変にお疲れさまでした。
一方、関大名誉教授・宮本氏による今回の東京オリ・パラリンピックにおける収支試算では、組織委・都・国の総額で、2兆3713億円の赤字であろうと記事にあり、事後処理に大きな課題が残されているようだ。
ネットの記事で、ジャーナリスト高橋浩祐氏が『日本は「国破れて五輪あり」になりかねない。イソップ寓話に例えれば日本をこれ以上、祝祭ばかりを追い求める楽観的な「キリギリス国家」にせずに、まずはパンデミック対策と言った危機管理を先にしっかり備える現実的な「アリ国家」にして欲しいもの』と述べておられることにも感じるものがある。