やりました! 今年も二人で大山の頂上へ。毎年、これが最後かと言いながら登ってきました。
朝、夜明けを待って6時に宿を出発。もしもに備えて、レジャー保険にも加入しておいた。
夏山登山道をゆっくりと刻んで歩く。一合目ごとに記念の写真を撮り合う。青春時代から何十回登った道だろうか。本当に最後かもと思うと感慨深い。夏と異なり汗の量は少ないが、やはりきつい。
二十代の頃は1時間半くらいで登ったが、今は登り4時間のペースである。追い越されることはあっても、追い越しなし。
途中、若者と年配者との2回、立ち話でエールを交換したが、いずれも東京からの登山者だった。
10時、ついに頂上へ立った。頂上小屋は、今年もまだ建て替えの工事中であった。もう少しで完成の模様。新しくなっていた「頂上の碑」前で記念撮影。晴天で山頂からの景色は、素晴らしく、感激だ。
11時、下山開始。8合目辺りで懸念していた「こむら返り」が左大腿部の筋に起きた。激痛。漢方薬(飲み薬)と消炎スプレーで対処し、あとは、ゆっくりと用心しながらカニの横ばいで忍耐の下山をする。苦しくても一歩・一歩が確実な前進。登山で学んだ人生の教えでもある。歳とともにやれることが減っていくのは、少し寂しくもある。
15時、無事に下山し、届けを投函。大山館で、入浴・休憩後、車で帰宅した。夕餉は、二人で目的達成の喜びの乾杯。Vサイン。