6日目午後、「レ・ボー・ド・プロヴァンス」から「ポン・デュ・ガール」へ向かった。
世界遺産「ポン・デュ・ガール」は、ガルドン川に架かる巨大なローマの水道橋である。
1世紀中ごろに建設されたらしいといわれるこの水道橋は、高さ50m、全長275m。ユゼスからニームに飲料水を送るための全長50kmの導水路の一部だそうである。ユゼスとニーム間の高度差は12m。したがって、1kmにわずか24cmという微妙な勾配がつけられているということでびっくり。
ローマ人の建築技術の凄さと美しいデザインの橋に感嘆した。
このあと、最後の宿泊地「リル・シュル・ラ・ソルグ」へ。
この町は、運河とアンティークの町として知られ、市街散策では、いくつかの水車のある風景も楽しんだ。
翌7日目は、アヴィニョンのハーツレンタカー営業所へ車を返却の後、TGVでパリ・ドゴール空港へ。空路で11時間後、羽田へ無事帰着。
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