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悪魔の橋 (スイス旅行その3)

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 旅行日程の中盤に、サメダン(エンガディン地方)からツェルマットへの長距離移動があった。列車を3回も乗換え、列車移動時間だけで延8時間以上を要し、しかも、ツェルマット到着後、マッターホルン直下にあるホテル(シュワルツゼー)行きのロープウェーは、16:00発が最終便。これに乗り遅れたら、路頭に迷う。
 この列車移動の中間地点あたりのアンデルマットで途中下車し、ハイキングで、世界遺産「悪魔の橋」を見ようという計画。したがって、サメダンを早朝4:59発の列車に乗るという、非常にタイトで厳しい日程である。悪魔の橋見学には、それだけの思い入れがあった。
 「悪魔の橋」伝説とは、麓のウーリの住人たちが、悪魔に「峡谷に橋を3日間で架けるから、最初に渡った人の魂をもらう」と約束させられた。橋ができあがったので、困り切った住人は、人間の代わりに山羊を渡らせた。約束違反に怒った悪魔が、大きな岩を橋に叩きつけようとしたが、一人の老婆が岩に向かって十字を切ると、悪魔は急に力を失って姿を消したというもの。
 

エンガディン地方の景色Part.2 (スイス旅行その2)

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サンモリッツ周辺の景色も印象深い。
 ①サンモリッツ郊外の村シルスマリアからフェックス谷まで、約1時間の馬車の旅。相当な登り坂を周りの景色を眺めながら夢のような気分。
 ②フェックス谷からシルスマリアへの復路は、ハイキング。広大なお花畑の中を歩けば、これぞハイジの世界だ。
 ③シルスマリアからバスを2度乗り継いで、イタリア国境に近い奥地ソーリオの村へ。途中の急坂・Uターンカーブの連続には、肝を冷やした。セガンティーニの名画ゆかりの地といわれる。よくぞここまで来たもんだ。
 ④サンモリッツは、湖のほとりのきれいな街だった。

エンガディン地方の景色Part.1 (スイス旅行その1)

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 今回のスイス旅行では、ハイキングを通じ、たくさんの美しい風景に出合った。夢中でシャッターを切ったが、直接に見たスケールや感動を画像に表現することは難しい。
 全部の画像を整理するのには、膨大な時間がかかりそうだ。とりあえず、特に印象が強かった景色を数か所、紹介してみたい。
 まず、サンモリッツを中心にしたエンガディン地方。
 ①温泉で著名なシュクオルの駅前から、ロープウェイで一気にモッタナルンスへ。周囲は雪に覆われた山が連なり、足元にはお花畑が広がっている。
 ②氷河特急のルートの一部。プレダ~ベルギュン間の線路沿いのハイキングで、峡谷の鉄橋とトンネルを列車が走る。
 ③ベルニナ特急のルートで、サンモリッツ~ティラーノ(イタリア)の中間あたり。オスピツィオ・ベルニナからアルプ・グリュムをハイキング。アルプ・グリュムのレストランからの眺めは凄かった。
 ④同じくベルニナ特急で、イタリア国境に近い村ブルージオにあるループ橋。この路線のハイライトといわれる。

無事に帰国 (7月7日)

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 今年のヨーロッパ個人旅行は、7年ぶりのスイス。6月27日に出発し、11日後の7月7日夜、鳥取空港に帰着。(スイス滞在は8泊9日)
 帰路は、ジュネーヴ空港出発から実に20時間後である。(往路は、自宅出発からチューリッヒ空港まで24時間かかった。)
 家族3人がほぼ1年がかりで研究・計画し、飛行便・ホテル・レストラン・列車などをネットで直接事前に予約。
 今回の主目的は、ハイキングであった。9ルートを予定通り踏破。連日15,000~28,000歩、歩いたので、1日平均20,000歩近いのではなかろうか。夜は、足に貼りものが欠かせなかった。
 天候にも恵まれ、達成感いっぱいである。健康に感謝。
 撮った写真は、次女分を除き、家内と二人分でも5,400枚近い。これから記録写真の整理等で、しばらくは多忙である。
 
 
 

スイーツ (ソウル旅行その7)

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 韓国の食べ物は、種類豊富で安くてうまいとの評判どおりであった。2日とも朝食は、早朝からキンパッ(海苔巻き)やお粥の名店を目指して速や足。
 ソウルの街なかには、魅惑的な屋台店が数多くあり、間食の誘惑に負けながら観光先を巡り歩いた。しっかり歩きまわった感がある。
 今回の旅行では、タクシーは一切使用せず、食べ物も高価なものは避けて、贅沢にならないように努めた。
 アシアナ航空の搭乗率も、往復ともに満席に思え、よかった。よかった。と、思ったのもつかの間、その後の新聞報道では、まだ、あまり芳しくないようで心配。
 ソウルの3日間は、限られた時間ではあったが、充実した満足できるものとなった。またの機会があれば、気候の良い季節に訪れたい。
 以上で、ソウル旅行のリポートは、一区切りとしたい。
 いつもながら、ネットの旅行関係サイトやブログの情報は、ほんとに充実している。乗り物の切符の買い方から改札の通り方までも、丁寧に写真入りで解説がある。
 残念ながら、後は、私の語学力ゼロが課題。

北村韓屋村 Part.2 (1月26日) (ソウル旅行その6)

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 韓屋村を散策中、展望台という看板が目にとまった。3階建の家の階段を上がってみると、ガラス張りの室内およびベランダからソウルの街が一望のもとに。
 紅茶を頂きながら、景色を眺める。ご主人が流暢な日本語で、眼前の風景とソウルの歴史の説明をしてくださり、ご自身出版と思われる本をプレゼントされた。
 この日、晴天で陽が射していたが、ソウルの気温は終日マイナスであり、外を歩くときは、毛糸のマフラーと耳まで覆う帽子が離せない。
 韓屋の一角で、家の壁に厚く凍りついた氷を目にした。信じられないような大きな氷の塊りだ。春まで融けないのではと思う。
    * 写真上でクリックすると、画像が拡大します。

北村韓屋村 (1月26日) (ソウル旅行その5)

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 ソウル2日目の午前は、地下鉄利用で「北村韓屋村」を訪ねる。
 韓国の伝統的な建物の保存地区・韓屋村は、期待どおり、昔の雰囲気が残された懐かしいような感じのする建物群であった。傾斜の多い道路なので、厳しい寒気で凍った箇所で滑らないよう注意を要す。昼食は、隣接地区にある「黄生家カルグクス」。
 午後は、地下鉄で「サムソン美術館」へ。韓国では、美術館はもとより、空港・橋・地下鉄なども撮影が禁止されているとのことで、結果、写真記録は食べ物ばかりとなってしまう。
 サムソン美術館では、伝統工芸品棟の古い焼き物に魅せられた。とてもすばらしいものが集められているように思う。
 夜は、地下鉄を乗り継いで、郊外のエオゲにある「真味食堂」を探して行った。旨いワタリガニが出されるという噂であり、鳥取で予約しての訪問だ。結果は大正解。今回旅行のメインとなった。

初日の夜 (ソウル旅行その4)

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 我が家女性陣の、旅行時の事前リサーチは、すごい。観光・食事・お茶等、すべてネットでチェックし、計画に織り込まれている。
 ソウル初日、早目の時刻の夕食は、私のリクエストに応えて焼き肉(豚カルビ定食)である。ホテルから20分くらいの歩きで、「王妃家」に着いた。韓国は、食べ物が安くてうまい。評判通りであり、今後の予定が期待できる。
 食後は、しっかり歩いて、広蔵市場へ。大変な賑やかさである。食べ物の湯気でモウモウとしている。お目当ての2店で海苔巻きとチヂミをゲット。
 仁寺洞へ歩いて帰り、韓国旅行者のブログで見た、ドンドン酒(マッコリ)の居酒屋を探した。小路の奥にひっそりとあった地元の人のみぞ知る雰囲気のお店だ。デカい容器にびっくりしたが、口当たりよく美味しいので、結構な量を飲んだ。悪酔いは、なかった。

市街の景色 (ソウル旅行その3)

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 駆け足の旅行だったので時間が少なく、昼間は近郊の北村韓屋村とサムソン美術館へ出かけたので、ソウル中心部市街地である明洞(ミョンドン)・仁寺洞(インサドン)あたりの散策は、早朝と夜間に限られた。
 街の景色は、大都市なので高層ビルが立ち並んでおり、夜の繁華街は、たくさんの屋台がズラリ列をなして一層賑やかだった。

ソウルの地下鉄利用 (ソウル旅行その2)

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 ソウルの観光に地下鉄利用は必須。観光地やカフェなどの行先日程に沿って、目的地周辺の拡大地図とともに、地下鉄の路線・駅名を詳細に記載した順路を事前に作成しておいた。
 [順路記載の例示] 地下鉄○号線××駅で乗車 ~ ××駅で○号線へ乗換え ~ ××駅で下車、○番出口を出る。なお、記述には、路線図と同じ色(例えば、5号線は紫色)で記入し、駅名には、駅番号も付しておいた。
 ソウルの地下鉄路線図には、路線番号と駅番号が記載されているので非常に作業がはかどった。なにせ、韓国語の文字は、私にとって全く判読不能であり、数字で表記されていることは助かった。
 地下鉄は、非常に綺麗で、列車本数も多く、早くて便利。車内の座面に暖房がしてあったことと、地下のとても深いところに駅があるのには、驚いた。
 運賃支払いは、日本のPASMO(東京)・ICOCA(大阪)に似た「T-moneyカード」を購入して活用したので、大変、楽だった。購入時用の韓国語のメモは、ネットのグーグル翻訳機能を利用してEXCELで作成。