本日(6日)の午前、中ノ郷小体育館で「経家 最後の手紙」鳥取公演(島根県大田市立福波小学校作品)を観賞した。福波小学校は全校生26名の小さな小学校で全員が出演。同校は、この3月に統廃合で廃校になるとのこと。鳥取城の攻防と吉川経家の最後を、しっかりとした脚本のもとに熱演され、思わずホロリとさせられた。ちなみに、経家公は、福波小のある江津・福光城主であったが、福光に妻子を残して、鳥取城の支援に派遣されて秀吉軍と戦い、最後は城内の兵と民の身代わりとなって自刃されたことはご存じのとおり。
私は、平成元年から2年間、島根の三隅(発)工事所に勤務。当時、水深20mの日本海を埋め立てる、100万㎡の土地造成工事の最盛期でした。これに必要なケーソン(4階建ビル大のコンクリート製の函を65個製造)をつくるヤードが温泉津にあり、毎週、安全パトロールで行く(三隅~温泉津 45km)途上の9号線沿いに福光という地名があったのが、懐かしく思い出されました。不思議な縁を感じます。