映画「舞妓はレディ」が、今日13日から封切られるので、はるばる岡山の「TOHOシネマズ岡南」まで車で出かけた。近頃の遠出は、神戸へ向かうことが多く、岡山の市街へは2年ぶりである。
「舞妓はレディ」は、あの「シャル・ウィ・ダンス」を手掛けた周防正行監督作品で、日本映画には珍しいミュージカル仕立て。
主役の上白石萌音がはまり役で光っており、新人とは思えぬ見事な演技であった。まわりは多数の名優で固めてあり、楽しくて、おかしくて、とにかく笑った。笑った。
軽快なコメディのように見えるが、舞妓さんへ育っていく物語の過程を通して、京都の歴史・文化の奥深さ・凄さを垣間見たような気にさせられた。外国の人に対しては、京都そして日本の文化のよきガイドブックにもなるのではと思う。