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フルボカー城 (チェコ旅行その5)

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 チェコ初日(7月11日)、観光の最初は、チェコで最も美しい城といわれるフルボカー城。プラハから160km程度離れた小さな町にあった。
 13世紀頃、ボヘミア王家によって建てられ、その後26回も持主が変わり、最後の持主となったシュヴァルツェンベルク家によって19世紀に、イギリスのウィンザー城を模した今の姿に改装されたとのこと。
 城の正門扉の取っ手は、カラスに頭をつつかれているトルコ兵がモチーフ。理由は、永年にわたってオスマントルコの侵略に悩まされ続けたためだそうだ。トルコ軍に勝利した時の記念のこのデザインは、シュヴァルツェンベルク家や貴族の紋章にも取り入れられているとのことである。
 城は、外観はもとより、各部屋の内装・調度にいたるまで贅がつくされており、美しかったが、内部は撮影禁止で残念。