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価値感の相違 (R6.4.25)

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 四月に入ってから連日、家の中の不用品整理をしている。衣類・寝具・家具・生活雑貨・登山用品など、幾度となく「リンピアいなば」(可燃物処理場)や「リファーレン」(不燃物処理場)へ通った。少々、疲れ気味だ。

 売れそうな品物は、出張買取会社や市内の買取店へ売却を試みた。
 これで学習したことは、各買取先で、得手・不得手の品があり、買取価格にも差があること。総じて、思っていたよりも安く、購入時の百分の一にも満たないことが多い。ただし、貴金属と限られたブランド品は、別格で高値が付く。安くても、引き取ってもらえなければ、処理場でお金を払って処分することになってしまい、複雑な気持ち。
 
 不用品買取値は、市場の人気度に左右され、転売可能かどうかで決まるようだ。一例として、LPレコードの場合、クラシックは不人気、ましてセットのものは価値ゼロに近い。100枚セットで購入価格20万円のものが他の品物と抱き合わせで、どうにか1,000円也。BIG MAN(石原裕次郎全集10枚組)などは、買取不可とのことで不燃物処理場行き。LPレコードは時代遅れの産物化。私達の価値観とのあまりにも大きな相違に絶句している。